さて、前日に引き続き
長崎県のお話です。
 
今回のメインイベント、
『四次元パーラー あんでるせん』に
訪れました。
 
そもそも”あんでるせん”とは?
 
  • 一見普通の喫茶店、席数は約30席ほど
  • しかし、入店までには2ヶ月待ちが当たり前
  • 理由はマスターのヤバすぎるサイキックショーが見られるから
 
と、簡単に書くとこんな感じです。
 

さぁ、あんでるせんに入ろう!

 
ってことで、ここです。
 
いや、普通に見たら
ローカル感溢れる場所、
初見さんにとってはアウェー感が
満載になりそうな喫茶店ですw
 
まず電光掲示板。
 
 
 
あーこの時点でヤバいです笑
表示されていることが普通じゃないw
 
 
お店は2階でこちらの階段から
店内の入口につながっています。
 
前回のアサクラ同様、
仲間に予約していただけたので、
労力0でしたが笑
 
話を聞かせていただくと、
マジで2ヶ月先まで
予約が埋まっているそうです。
 
予約していただいて、
かつ、お誘いいただき
誠にありがとうございますorz
 
で、なぜ予約が取れないかというと、
店内のキャパは30人ほどで、
1日1部制らしく、
 
11:00 開店
14:30 ショー開始
17:30 ショー終了
 
これを毎日やられてる(のかな?w)
ことが理由っぽかったです。
 
サイキックショーを目当てにみんな
ここに訪れるって感じですよね。
 
僕たちは12:00にここに訪れたのですが、
もうすでに僕たち以外の予約者は
来られていたようでした。
 
 
ザッと店内です。
 
 
反転している時計、
マスターが折られた折り紙アート、
時間潰し用の知恵の輪、
 
すでに空間が不思議すぎです笑
 
そして、客層も出身がバラバラの団体
ノート持参の男性、異様なカップル、
各々が不思議すぎでした笑
かく言う僕たちも劣らずヤバい集団でしたが笑
 
ここにいる人たちの目当ては
14:30頃からのサイキックショーです。
それを見るためには、
予約をしておくことはもちろん、
 
  • 当日13:00頃までに席についておくこと
  • 800円以上の商品を食べること
 
と言う条件付き。
え、簡単すぎで安すぎませんか。
 

サイキックショーが始まるまで

 
 
 
11:00-14:30まで、待ち時間ということになります。
その間に食事をとったり、談笑したり、
各自自由にサイキックショーが始まるまで待つわけです。
 
それぞれの席にはいくつか知恵の輪が置いてあり、
一部の机はゲーム(昔のインベーダーのような)が
組み込まれています。
 
ちなみに、僕の後ろの席はパチスロの
”花火百景”が埋め込まれていました笑
 
14:00頃になると、店員の女性が
サイキックショーを見る体勢に
整列を始めます笑
 
まず、お客さんに来店した順番に番号をつけ始めます。
 
そして、番号順にカウンター席、その後ろで立ち見、
更にその後ろにひな壇状に椅子を並べた上で立ち見、
更にその後ろに机の上で立ち見w
 
といった感じで、約30人を4列に並べます笑
大の大人が肩を並べてカウンターを見る姿は
側から見るとさぞ滑稽だったことでしょうw
 
 
僕は20番でしたので、中央3番目のこの位置、
そこそこのいい位置でしたが、
背が小さいのでちょこちょこ見えないことがありました笑
 

マスターのサイキックショーのはじまりはじまり!

時間になるとマスターが
カウンター越しに出て来ました。
 
ここからは一切カメラ撮影禁止
スマホバイブも着信禁止。
騒ぐ可能性のあるお子さんも禁止
とのことでした。
 
さて、サイキックショーと言いましたが、
わかりやすく言うとマジックです。
しかし、マジックとは一言には絶対に言えない
内容が目の前に繰り広げられることになります。
 
全ての内容を書きたいくらいですが、
それだともしあなたが”あんでるせん”に行ったときに
最大限に楽しむことができないと思うので、
僕が指名されて受けた内容だけ綴ろうと思います。
 
ここからショーの内容のネタバレがあります!
 
カウンター席に座っている方が
1〜30までの割り箸くじを引きます。
引いた番号=先ほど割り当てられた番号の
人が指名されます。
 
見事20番を引いていただき、
指名をいただきました。
 
「ではメモを渡します。そこに数字を書いてください。
1桁だと簡単なので2桁にしましょう。
1 から 99 だと難しいので 30 以上にしましょう。
あなたは出身はどこですか?大阪、いいですねー。
書きましたか。そしたら誰にも見せずに
胸に抱えてください。今からその数字を当てます。」
 
と、一通り言い終わった後に
マスターがホワイトボードに
16個の数字を書き始めました。
 
* * * *
* * * *
* * * *
* * * *
 
こんな感じですね。
 
えぇ、全部外れていました。
って言うか書いた数字より
はるかに下回る数字ばかり。
 
「ふふっ」っと心で笑ったのも束の間、
 
マスターが一言。
「これではないですねー」
と言いながら最上段の4つの数字を囲み出す。
 
◯ ◯ ◯ ◯
* * * *
* * * *
* * * *
 
「横の4つを足すと**になりますね。」
 
半端なく”ドキッ!!!”っとしました。
 
* * * *   * * * *   * * * *
◯ ◯ ◯ ◯   * * * *   * * * *
* * * *   ◯ ◯ ◯ ◯   * * * *
* * * *   * * * *   ◯ ◯ ◯ ◯
 
「これ全部**になりますねー。」
 
◯ * * *   * ◯ * *   * * ◯ *   * * * ◯
◯ * * *   * ◯ * *   * * ◯ *   * * * ◯
◯ * * *   * ◯ * *   * * ◯ *   * * * ◯
◯ * * *   * ◯ * *   * * ◯ *   * * * ◯
 
「これも全部**になりますねー。」
 
◯ * * *   * * * ◯
* ◯ * *   * * ◯ *
* * ◯ *   * ◯ * * 
* * * ◯   ◯ * * *
 
「これも**になってますねー。」
 
◯ ◯ * *   * * ◯ ◯   * * * *   * * * *
◯ ◯ * *   * * ◯ ◯   * * * *   * * * *
* * * *   * * * *   ◯ ◯ * *   * * ◯ ◯
* * * *   * * * *   ◯ ◯ * *   * * ◯ ◯
 
「さらにこれも足すと**になります。」
 
* * * *
* ◯ ◯ *
* ◯ ◯ *
* * * *
 
「極め付けはこれも足すと58になります。」
 
 
58でした。
ってか字汚い笑
 
人生で5本の指に入るくらいの衝撃に思わず
「うおーーーーー!!!!!」
と反射的に低い声が出てしまいました笑
 
と、こんな感じのヤバいサイキックが
約3時間ほど続きます。
 
これ以上は書かないことにします^^
 

マスターの本当の思いとは

序盤はガッツリとマスターのサイキックを
見せてくれるのですが、時間が経つにつれ、
サイキックの合間合間にマスターの
思いを少しづつ挟んでくれます。
 
「30代になれば 20台が若かったと思い、
40代になれば 30代、50代、60代、
と生きていくのが世の常、10年後の未来を設定して、
そこから帰って来た今を生きれば儲け物でしょう。」
 
「過去は生ゴミ、あの頃好きだった人はいまは全く別の人。
過去のことばかり思うのは生ゴミを食べているのと同じ。」
 
「ポジティブ思考ではなく、陽転思考で行きましょう。」
 
終盤になる程、思いを語ってくれる時間が長くなり、
 
その言葉に涙していた人もいました。
 
「3ヶ月練習すれば誰でもできる。
できないという概念は自分が作り上げている。
できたことをイメージして逆算して描く。」
 
大人になれば、大抵が
「忙しい」やら「疲れた」やら「やれたらやる」やら
何かと理由をつけてやらなくなる人がいます。
要するに思考停止状態に陥ることですね。
 
この背景には常識や思い込みに
囚われているということが潜んでおり、
自然と「当然できないだろう」の方向に
歩まされていることが
一つの要因になっているのかと思います。
 
ではなく、世間の常識、一般的な概念、
社会というレールをぶち壊して
「ほら、できるじゃない」いう方向性、
そういった生き方をやってみましょうよ!
 
ということを
60も超えているであろうマスターが
”サイキック”という四次元の世界を見せつけて
目の前でぶち壊してくれています。
 
このマスターの思いこそ、
この”あんでるせん”という場で
提供したいものだと思います。
 
多分、大半がこのショーを見て
「楽しかったー!」で帰るでしょう。
ですが、このショー見てを「楽しかったー!」だけで
終わらせるのは非常にもったいないです。
 
800円という価格の何倍以上もの
価値を提供してくれています。
 
そのマスターの思いの裏側を
しっかりと受け止めることが
”あんでるせん”を最大限に楽しむことであり、
自分の人生をも最大限に楽しむことに
繋がるのではないかと思います。
 

結局”あんでるせん”とは

ショーの後は”あんでるせん”グッズを
買うことができます。
 
例えば、車の中に入れておくと
事故になったときも無傷で助けてくれるという
マスターのパワー入りスプーンを
300円で購入できます。
自分の名前も入れてくれます。
 
 
ほとんどのお客さんが買っていました笑
もちろん僕も買いました笑笑
バイクの中に入れておきますw
 
買った人にはマスターの手から
宇宙パワーというなの静電気を注入してくれます。
 
マスターの手から静電気が
放出されるんですよ、
「バチっ」って言って、マジで笑
 
最後に握手をしてお礼をして
本当に終了って感じですね。
 
長々と書きましたが、
まぁ何が言いたいかというと
「”あんでるせん”最恐最高です!
今すぐ予約して行って見て感じてください!」
ということです笑
 
ここに行くためだけに
長崎に行くのも全然アリです!
 
「四次元パーラー行くために長崎行って来ました」
というと、
「喫茶店行くために長崎行くとか馬鹿じゃねぇw」
と返されるかもしれません。そしたら、
「行ってないあなたの人生の方が恥ずかしいですよ」
と真顔で言い返してやりましょう笑
 
僕の頭がヤバくなったのではありません。
来た人みんなヤバくなります笑
 
 
普通の人生よりヤバい人生を楽しんで、
唯一無二の世界観を築き上げて行きましょう!
 
 

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